九州両生爬虫類研究会 第7回大会

           プログラム
           大会案内
               
         
日時:20162月20日(土)
大会会場:アバンセ 第3研修室(佐賀市天神3丁目2-11)  

 佐賀大会はアバンセ(佐賀県立男女共同参画センター)で開催され今年も大いに盛り上がりました.
参加者は事前申し込み38名、当日参加5名の合計43名でした。

 大会は福山欣司先生の特別講演を始め,研究発表7本,ポスター発表1本,一人一枚写真発表が行われ
ました.特別講演では両生類の現状がいかに危うい状況にあるのか,また,今後、私たちがやれること
は何があるのかなどについて具体的な例をあげて話していただき,参加者から「とてもわかりやすく話
していただき,大変参考になった.」などの感想が寄せられました.気さくな人柄にさすが「カエル探
偵団」の代表世話人をされてる方だと大好評でした.今年も有意義でかつ楽しい大会でした.
 懇親会は「トマトの湯むき」というレストランを貸し切って行われ,一昨年から始まったオークション
が今年も行われました.カエル探偵団オリジナルのバッジ・クリアファイル,陶器製のカエルグッズ,サン
ショウウオがプリントされた手ぬぐい,カブトガニ(大)の脱皮殻,カブトガニがプリントされたハッピ,
ヘビの脱皮殻などのほか,各県から持ち寄られた希少な酒類の数々で今年も大いに盛り上がりました.売上
金は研究会に寄付としていただきました.高額のお買い上げどうもありがとうございました.
来年は山口大会です.ご参加をお待ちします.

               

                  第7回大会参加者の記念写真 

  特別講演   福山欣司氏(慶應義塾大学 経済学部教授)
  演 題  「日本の両生類の現状と課題」

  

研究発表
1.伊藤辰則(佐賀県立宇宙科学館)
 「宇宙科学館周辺のカスミサンショウウオの産卵状況」
2.笹岡康則(宮崎昆虫同好会)
 「オオイタサンショウウオ産卵場所の条件について考察」
3.西 真弘(奄美マングースバスターズ)
 「ヒメハブの体サイズと出現するカエル類の関係について
4.泉 七海、岩村早苗、中本大吾、成松京香(熊本県立宇土高校)長尾圭祐(指導教諭)
 「身近なカエルの年齢調査
5. 江頭幸士郎・松井正文(京都大学大学院 人間・環境学研究科)・島田知彦(愛知教育大学 教育 
      学部)
 
   「ネバタゴガエルについて

6.富永 篤(琉球大学・教育学部)・松井正文・江頭幸士郎(京都大学大学院 人間・環境学研究
  科)
太田英利(兵庫県立大学自然・環境科学研究所)

 広域分布種リュウキュウカジカガエルの種内系統とその遺伝的分化

7.村田 満(学校法人山口高川学園 高川学園高等学校科学部)
 「山口県のオオサンショウウオ 保護施設の現状